ハッピースマイルの日記

「人生を笑って生きるためには、どうしたら?」と考えていたら、大事なことが見えてきました。

琴線に触れる文章

村上春樹さんの『1Q84』を

再読しています。

 

この本は、

小説…

つまり、フィクションなのに、

単なるフィクションのみを

描いているのではない…と感じます。

 

村上春樹さんのイメージの奥深さと

それを巧妙に表現する文章力に

いつも、いつも

感動しながら

読んでいます。

 

ワタクシの琴線に触れるのは

たとえば、こういうところ…


BOOK1より抜粋します。


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

たとえばこんな風に考えてみることはできないだろうかー

問題があるのは私自身ではなく、私をとりまく外部の世界なのだと。

私の意識や精神に異常が生じているのではなく、

わけのわからないなんらかの力が作用して、

私のまわりの世界そのものが変更を受けてしまったのだと。

考えれば考えるほど、そちらの仮説のほうが

青豆には自然なものとして感じられた。

自分の意識に何か欠陥や歪みがあるという実感が、

どうしても持てなかったからだ。

だから彼女はその仮説をもっと先まで推し進めた。

狂いを生じているのは私ではなく、世界なのだ。

そう、それでいい。

どこかの時点で私の知っている世界は消滅し、

あるいは退場し、別の世界がそれにとって代わったのだ。

レールのポイントが切り替わるみたいに。

(中略)

パラレルワールド

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